『トヨタの会議は30分』ってタイトルに惹かれたけど、
私も学びが得られるかな?
読み進めやすさは私に合うかな?
感想とともにおすすめできないと思う人を教えるね
まずは結論
それではレビューしていきます
トヨタの会議は30分
「GAFAMやBATHにも負けない
最速・骨太の
ビジネスコミュニケーション術」
著者は戦略コンサルタント/事業プロデューサーの、山本大平さん
仕事の生産性を上げるのに必要な”ギガ速なコミュニケーション能力”とは何か
著書より引用
「時短に役立つ仕事術」
「確実に相手を射抜く・仕留めるコミュニケーション術」
「本質志向」
「後進に伝える力・教育力」
「良好な人間関係の構築能力」
著者がトヨタ自動車で体験した学びをもとに解説されてます
ポイントが数ページで2~3個ずつ細かくまとめられており
読み進め・読み直しやすい本の構成
またトヨタでのストーリーも事例としてたくさん織り交ぜられております
「トヨタの会議は30分」で学べること
AIやテレワークが広まる今の時代に求められるコミュニケーション能力について
著者の原点であるトヨタで学んだスキルやマインドを
実体験や具体例のストーリーと合わせて書かれております
無駄を減らす「時短会議術」
事前の議題共有で、会議の目的を明確にすることや
会議中はメモを取らず、議論に参加すること
雑談やメールで済むべき共有会を減らし、会議は本質の議論を行う場とする
などの会議に役立つ仕事術
コミュニケーション術
プレゼンの聴講者を意識して、自分本位で伝えるではなく、伝わるを意識すること
メールを打つ時間や文章を考える時間、レスポンスのタイムラグが長引くぐらいなら、
電話で済ませられることは電話するなど
コミュニケーションで意識・注意する点
仕事への取り組み方に活かせそうな気づき
無駄な会議を設定していないか?
会議の事前準備は十分行っていたか?
会議の悪い雰囲気を作っていないか?
ダラダラと長い会議をビシッとまとめ上げるための具体策は読んですぐ実践しようと思った。
また、上司や取引先など、コミュニケーションの相手を考慮することは重要としつつも、
電話は迷惑になるかもしれないと考えメールすることで、
業務が遅くなるのは本質ではないと指摘していた。
いかに双方に効率よく進めるか、
そのためにはどんなコミュニケーションをとるべきかを考えること
必要以上の気遣いは無駄である。
というポイントも改めて考えなおした
「トヨタの会議は30分」がおすすめの人
- ビジネススキルやビジネスマインドの概念的なビジネス本は苦手な方
- 具体例やストーリーと合わせて理解するのを好む方
- 大企業や日本企業で社内コミュニケーションの遅さに違和感を感じている方
- 20代の社会人
若いビジネスマンが楽しみながら学びたいという人におすすめです
「トヨタの会議は30分」があまりおすすめできない人
- 具体例より概念的なスキルやマインドを本から学びたい方
- ベンチャー企業や外資系企業で、日々スピーディーなコミュニケーションや業務をすでに行っている方
今の時代ギガ速コミュニケーションなんて当たり前じゃん、すでにやってるよ
という人にはあまり参考にならないかもですね
まとめ
「トヨタの会議は30分」は、
今の時代に求められるコミュニケーション能力について
著者がトヨタで学んだスキルやマインドを
実体験やストーリーとともに書かれた本です。
「社内コミュニケーションのスピードに課題を感じる、なんとかしたい!」という方にはピッタリな本ではないでしょうか。