アメリカの田舎への留学も検討したいけど、メリットとデメリットが分からないから不安…。
この記事ではアメリカの留学先選びで悩んでいる方へ、田舎に留学するメリットとデメリットをそれぞれ3つ解説します。
田舎に留学するイメージができて、留学先を検討する軸をしぼることができるようになります。
アメリカ中西部のド田舎の大学に
留学していた経験をもとに紹介するよ
私も留学前は都会がいいと思っていました。
カリフォルニアのLAやサンフランシスコ、サンディエゴに留学して、
『大学生活はビーチとともにアメリカのカレッジライフ』
聞いただけで憧れのキラキラな留学生活ですよね。
でも実際留学したのは中西部のド田舎、
どのくらいド田舎かというと、次の通り。
- 空港からは車で3時間
- 夜は1時間に1台も車が通らないので、道路で横になれそう
- 夜の運転で気をつけるのは「人」よりも「鹿」
田舎を説明するときは、「北海道の高原の真ん中に作った町」と表現していました。
ド田舎に4年半留学した私が、
田舎へ留学するメリットとデメリットの両方を紹介。
もう一度留学するなら、子供の留学させるなら、
やっぱり田舎へ留学をおすすめする理由を解説します。
アメリカの田舎に留学するメリット3つ
まずはアメリカの田舎に留学して良かったことを紹介します。
- 家賃が安いため、留学費用を安くおさえることができる
- 英語のみで生活する環境が整いやすく、英語が上達しやすい
- 娯楽が少なく、学業に集中できる
田舎の方が留学費用が安い
田舎に留学すると費用を抑えることができます。
なぜなら家賃が安いからです。
たとえば都会であるカリフォルニアのUCLA学生街で、
2ベッドルームのアパートを2人でシェアする場合。
家賃は月$1,000 / 人 以上はかかるでしょう。
田舎だとおなじ広さでも、
月$500 / 人 ほどと、半分以下になります。
私も2ベッドルームで月$700をシェアして
月$350 / 人 だったよ~
田舎に留学すると上の例を単純計算しただけでも、
年間$6,000以上の費用が、
都会より安くなります。
「海外大学の費用が安くなる!【編入】という選択肢」では、コミカレから編入し費用を安くする方法や理由について紹介しています。
海外大学の費用を安くする方法をもっと知りたい人は、ぜひご覧ください。
田舎に留学した方が英語が上達しやすい
田舎の方が日本人が少ないです。
日本人が少ないので、
日本語を使う機会が少なくなります。
英語のみで生活する環境が整いやすく、
結果、英語が上達しやすいです。
アメリカ田舎の小さな大学に留学すると、
本当に日本人学生がいないというところもあります。
同じ州立大学でも日本人学生の数や割合は、田舎の方が少ないです。
都会の例 (UCLA) | 田舎の例 (某州立大学) | |
日本人の数 | 188人 | 15人 |
日本人の割合 | 0.4% | 0.1%以下 |
さらに田舎の特徴として、外国人慣れしていないアメリカ人が多いです。
なぜなら田舎は外国人の比率が低いから。
外国人慣れしていないアメリカ人には、
外国人訛りの英語が聞き取ってもらえないことも多い。
つまりネイティブ並みの発音を求められるということ。
意思を伝えるために求められる発音のレベルも高い分、
鍛えられて発音が上達する。
必然的に英語力が上がります。
極端な例だと、
ハワイのSubwayで注文するとき、
Tomatoと日本語の発音で言って理解してもらえることも多くあります。
なぜならハワイは観光客も多く、外国人訛りの英語に慣れている方も多いから。
ところが田舎だと全く聞き取ってもらえなかったりするので、
『təˈmeɪtoʊ』と発音やアクセントを正しくするクセが自然とついたりします。
田舎は学業に集中できる
アメリカ田舎に留学した方が、学業に集中できます
なぜなら田舎の方が娯楽が少ないから。
例えばショッピングにおでかけしようにも、
田舎だとモールまで車で1時間以上はなれていたりします。
一方で都会だと、
「学校の帰りにちょっと寄ろうかな~」
ってぐらい距離が近かったりします。
娯楽が少ない分、学業に集中できるのは、
メリットとも考えられます。
田舎は勉強以外することがないってことでもあるけどね
アメリカの田舎に留学するデメリット3つ
つづいてはやっぱり都会がよかったなと思ってしまうポイント
- お店が車がないと行けない距離にあり、車がないと生活が大変
- 娯楽がすくないため、暇になる
- 日本を懐かしむ友達がすくなく、さみしくなる
アメリカの田舎は車がないと生活が大変
車ないと生活が大変というのがまず挙げられます。
ちょっと洗剤がなくなったから買わないと
スタバやマックいきたいな
少しの買い物をしようにも、
田舎だと車がないと行けない距離だったりするからです。
都会であれば徒歩圏にあったり、
もしくはバスや地下鉄があり不自由なく行けるかもしれませんが
田舎だとそうはいきません。
アメリカの田舎では車がないととても不便。
アメリカの田舎は車は1人1台が普通です。
州によっては14歳から免許取れたりします。
車ないと不便だよね、学校にも行けないよね、運転も特別許可しちゃうよ
政府が認めるほど車の必要性が高いということです。
田舎に留学してはじめて車の必要性を体感して、アメリカで免許取得し車も購入しました
アメリカは免許の取得もとっても簡単です。
実技試験なんて隣に免許センターのおばちゃん乗せて、
免許センターの周りをぐるっと10分ぐらい運転。
はい、OK!
え、これだけでOKなの?もう免許取れちゃうの?
車がないと買い物するのも大変なほど、車の必要性が高い。
その一方で、免許を取るのもとっても簡単ということです。
田舎だから暇
メリットとしても挙げましたが、
田舎には都会ほど娯楽がないのです
いい意味で勉強に集中出来るとも考えられるのですが
やはり暇は暇です
私も最初の頃は週末にすることがなく
映画ばかり見てました
映画みてばっかりだったら
せっかく留学してるのに日本と変わらないじゃん
なんて思ったことも
田舎の方がさみしい
日本人が少ないため英語が上達する環境を
メリットとしても挙げましたが、
日本人が少ないことは
さみしいというデメリットの側面もあります
なぜなら留学して日本から離れると
日本が恋しいなぁと思う時が来るから
そんな時に共感できたり
一緒に懐かしむことが出来る日本人がいない
というのはデメリットでもあります
また何かあったときに
近くに頼れる日本人がいない
なんてことにもなり兼ねないですね
まとめ
アメリカの田舎に留学するメリットとデメリットの3つポイントを紹介しました
- 留学費用を安く抑えられること。家賃が倍近く安くなる可能性があるため
- 英語が上達しやすいこと。日本人が少なく、英語しか使わない環境を作りやすいため
- 勉強に集中しやすいこと。娯楽が少ないため
- 車がないと生活が大変なこと。どこに行くにも車ありきの距離で、バスや地下鉄がないため
- 暇なこと。娯楽が少ないため
- さみしいこと。日本人が少ないため
アメリカの留学先選びで悩んでる方
アメリカの田舎に留学する
メリットとデメリットがイメージいただけたでしょうか
私は田舎に留学してよかったと思ってますよ~!
もし留学の具体的な準備がこれからであれば、
一度留学エージェントの無料相談を活用してみてはいかがでしょう
留学エージェントについては、コチラ☟の記事もご参考に