海外留学したら就活に有利になるんじゃないかな?
就職活動に出遅れて不利になるんじゃないの?
以上について紹介します
私もアメリカの大学に留学中に就職活動をを行い、日本の会社員となりました
- 海外留学したい!その先の就活も考えている学生さん
- お子さんの海外留学後の、就活が心配な親御さん
『海外留学したら就活に有利になる』 は間違い
グローバル時代じゃん。
留学して英語がしゃべれる人材が必要とされてるんじゃないの?
留学経験 = 英語がしゃべれるからグローバル時代に必要な人材
というのは間違いです。
理由は以下3点。
- 留学してなくても英語がしゃべれる人はいるから
- 留学していた!というひとは珍しくないから
- 英語力が高いだけの人を求めているわけではないから
留学しないくても英語がしゃべれる人はいるから
日本にいながら英会話をがんばってしゃべれるようになった人もたくさんいます。
英語がしゃべれるだけなら、留学しなくてもできることなのです。
企業が求めるグローバル人材 ≠ 英語がしゃべれる人
私の会社の同僚でも英語しゃべれる人はたくさんいますが、留学した人の方が少ないです。
留学せずとも英語がしゃべれる方はたくさんいます。
中には本当に外国人相手に気負いなく、発音のキレイな英語を扱いながらも、『仕事で覚えた独学です』なんて人もいてびっくりします。
【留学経験者】が珍しいわけではないため
コロナ禍で留学する人が一時的に減ったのは事実です。
ただ今の時代は、短期留学や交換留学も含めて、【留学経験者】はたくさんいます。
昔のように『留学するのは一部の人だけ』という時代ではないからです。
留学していた!というだけで、突出して目立つわけではないということ。
日英バイリンガルの就職イベント、ボストンキャリアフォーラムには、留学している日本人学生が5,000人以上も集まります。
「留学してます」「英語ができます」だけでは目立てるわけがありません。
ポジティブにとらえると、『留学』を就活に活かすためには、もう少し踏み込んだ特徴が必要ということ。
企業が必要としているのは、『英語力が高い人』ではないから
グローバル時代に必要とされているのは、単純に『英語力が高い人』ではないです。
英語含めたコミュニケーション能力を必要としているのも確かですが、企業が必要としているグローバル人材とは、例えば多様性への理解や、チャレンジ精神をもった人など。
『留学したら就職活動に出遅れて不利になる』は間違い
留学したら有利になるわけじゃなく、
逆に出遅れたり不利になるんじゃないの?
就職活動に出遅れたり、就活の機会が減って不利というのも間違いです。
理由は以下2点。
- 就職活動の機会は留学生も同じくあるから
- オンラインの採用活動も普及してきたから
就職活動の機会は留学生にも同じくあるから
海外留学生を対象としたキャリアフォーラムもあります
日本に一時帰国して就活をするという方法もあります
企業に直接連絡を入れて、面接をしてもらうという方法もあります
コロナ禍でオンラインでの採用面接も普及したから
オンラインでの面接の機会も普及してきて、今や対面でないとダメということも減りました。
『卒業して帰国するまで就活はできないから新卒採用の機会を逃す』なんてことにはもうならないです。
留学経験を就職活動でプラスに働かせるマインドセット
結局留学は就活に有利なの?不利なの?
正しいマインドセットを持って留学を経験すれば、確実に有利に働かせることができます。
- 異国の土地で異文化に身を置き、何を感じて何を得るか
- 言語というコミュニケーションの壁を、どうやって克服したか
- 留学という経験を持つ自分が、どんな強みを持つのか
上記を留学中に意識すること。留学経験を振り返り、経験を踏まえて自分の言葉で話せること。
留学という貴重な経験を就職活動でプラスに働かせることは必ずできるはず。
留学による就活悪影響という心配が解消され、前向きに留学を検討できるようになれば幸いです。
留学の準備がこれからの方、留学も進路の選択肢として考えている方は、留学エージェントの無料相談を活用して必要な準備を明確にするのもひとつの手段です。
数多くある留学学エージェントについては、コチラ☟の記事にもまとめています。