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アメリカの大学での専攻選び【時系列で解説】

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アメリカ大学の卒業までの専攻選びの仕組みを、私の経験を例に時系列で解説するよ

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日本の大学と違いアメリカの大学は入学時に学部を選ばないって聞いたけど、

実際はどんな仕組みになってるかよくわからない

卒業時には専攻があるみたいだけど、入学時に選択しなかったものが、卒業までの過程でどう決めていくの?

こんな疑問に答えていきます

先に結論をざっくりで言うと

一般教養 → 専門領域の基礎 → 専攻の専門知識

と段階的に専攻を絞っていきながら単位を取得

もう少し具体的な例を示すと

1年目・2年目:
必須単位の中でも、英語・算数とか情報システム・歴史や哲学など、一般教養の単位を取得

3年目:
ビジネススクールに進むことを決める
ビジネススクールに申請する
ビジネススクールから卒業するための必須単位となる、ビジネスの基礎を学ぶ

4年目:
卒業科(メジャー)とする専攻の専門単位を取る

といった流れ
う~ん、伝わりにくい。時系列で順番に紹介します

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入学前:無知で大丈夫!

入学前に決める事は特にありません
私も

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なんとなくビジネスを学べば良いかなぁ~

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ぐらい考えのみでした。

そもそもビジネスに何があるかも良く理解出来てなかったです

アカウンティング良いかな?なんか簿記って検定もあるし、算数みたいで問題が解けたら楽しいかな?
マーケティングって広告の事かな?TVのCM作るのかな?
ファイナンスって何だろう?

といった状態。
全く理解していない何にも知らない状態ですね。

でも入学前はこんなんでも大丈夫

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1-2年目:一般教養を取り広く学ぶ

まずは普通に必要単位を取る
必須単位の一般教養を取っていきます

例えば
  • English 101
  • Math
  • Science
  • 情報システム
  • 哲学
  • 歴史

などなど

専攻を選ぶ必要や、専攻に向けた準備は
この時点では特になくても問題はないかと思います。

ただもちろん、

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専攻まで決めてないけど、なんとなくビジネススクールを検討中かな~

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なんてイメージがあればよりbetter

学部(スクール)にApply(申請)するのに必須取得の単位もあるので、早くに方向性が決まっていれば必要な単位を早めに取れるというメリットはもちろんあります

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3年目:スクール(学部)を決めて申請

スクール(学部)を決めて申請を行います

例えばビジネス系の専攻(学科)にしようかな~という方向性を決めると

まず最初にクリアすべきは、ビジネススクールに申請して承認されることとなります

スクールに申請するのに必須な単位とグレード(成績)があり、
それをクリアする必要があるので、
申請に必須な単位と成績を取る必要があります。

例えば

某大学のビジネススクールに申請して承認される条件には、下記のクリアが定められてます

  • 30単位以上取得
  • 必須取得単位
    • アカウンティング
    • 統計学
    • 経済学
  • 平均成績(GPA)が2.5以上
    • 全体(編入前含む)
    • 全体(編入前含む)のうちビジネスに該当するもの
    • その大学での全体
    • その大学でのビジネスに該当するもの

3年目にまずクリアすべきは、スクールを決めて申請するための単位と成績の取得です。

3年目:スクール(学部)で学びながら専攻を絞る

3年目には、まずスクールに入ること、そしてスクールより卒業するために必須な学部の基礎単位を学ぶ

例えばビジネスだと、ビジネスの基礎単位である、アカウンティングやファイナンスなどを取り学びます

例えば

某大学のビジネススクールから卒業するのに必須のコアビジネス単位には、下記があります

  • アカウンティング
  • ビジネス法律
  • 分析学
  • ビジネスコミュニケーション
  • ファイナンス
  • マネージメント
  • マーケティング
  • サプライチェーンマネジメント
  • 生産システム学
  • 管理経済学ティング
    • 統計学
    • 経済学(ミクロ・ミクロエコノミクス)
  • 平均成績(GPA)が2.5以上
    • 全体(編入前含む)
    • 全体(編入前含む)のうちビジネスに該当するもの
    • その大学での全体
    • その大学でのビジネスに該当するもの

私の場合は、専攻を決める前は「なんとなくアカウンティングを専攻しようかな~」と思っておりました。
理由は、元々算数が好きだったし、簿記も少し面白いかもなぁと思っていたからです。

一方ビジネス学びはじめたその時はまだ、マーケティングって広告かなと思っていた程度の理解でした。

ただこの3年時の基礎の単位を取っていく中で、アカウンティングの難しさに直面しました。
答えが導き出せた楽しさより、答えが見つからない時のもどかしさが上回ってしまい、苦手意識が出てしまったのです。

そして成績も良くはなかったため、専攻として選び卒業するのは難しいのではと判断しました。

卒業に必要な成績というものもあるため、下回って足りない場合は卒業出来ずに単位取り直しなんて事もありますからね。

Cherry
Cherry

まずは基礎を勉強して、その上で専攻を選べるというのは、
実際に学んだ後に判断・選択できるという素晴らしいメリットかと思います

4年目:卒業に向け専攻を学ぶ

ビジネススクールより卒業のための必須単位と共に、専攻として卒業するために必要な専門単位を取得します。

私の場合、3年次にアカウンティング専攻をやめたのと同様に、ビジネス基礎単位を取り学ぶ中で、

マーケティングとは決して広告だけではない事を理解しました。

マーケティングには4Pがあり、広告(プロモーション)はあくまでその一部。
更にはその根本に顧客が存在している事の重要性を改めて学びました。そしてビジネスで重要なのはこれだと思い、マーケティングを専攻しました。

まとめ

アメリカの大学での専攻の選び方は、

入学前や入学時に決めるものではありません。

入学後に卒業に向け単位を取得していく中で、専攻を選びます。

1-2年目は、一般教養の様な必要単位を取得。

3年目に、スクールにアプライし入るための必須単位を取得する。そしてスクールから卒業するための必要単位を取得する。

4年目は、専攻として卒業するために必要な專門を学び単位を取得していく仕組みとなっております。