海外大学進学したいけど、費用の問題が…
留学したいけど、高いからダメだと言われた
海外大学の費用が安くならないかな…
そんな方へおすすめは編入という選択肢。
お金を理由に親から断られても、海外大学への憧れはなかなか諦めつくものではないですよね?
そんな「親ブロック」を打破するために、海外大学の費用を安くする方法を教えます!
アメリカの州立大学を卒業しました。
ただいきなり州立大学に進学ではなく、リベラルアーツカレッジに進学し、途中で州立大学に編入しました。
また編入後も、州立大学に通いながらコミカレでも単位を取得。
編入・コミカレとの組み合わせで、最終はUniversityを卒業。
要は紹介するのは私が実際に活用し、費用を安くした方法ってこと!
それから私も子供がいるので、留学費用を出す親御さんの気持ちもよく分かります。
だからこそ「わが子がこんな提案してきたらOKしちゃうかな」という方法を紹介!
この記事を読むと、海外大学進学の方法や選択肢が広がり、
費用をおさえて海外大進学を考えられるようになります。
UCだけじゃないアメリカの大学を知り、コミカレから編入という選択肢を持つことで、海外大学進学費用を安くしましょう。
海外大学の費用は900万円以上安くなる!
4年間で約906万円も費用を安くすることが可能!
その方法とは、コミュニティカレッジ(通称コミカレ)から編入すること、
州立大学に通いながらも単位取得をコミカレと組み合わせることです。
アメリカの大学で、公立の2年制大学のこと。
もともと地域住民を対象に作られた経緯もあり、
学費が安いところが特徴です。
最初にコミカレへ進学して、州立大学に編入。
州立大学とコミカレの組み合わせ、
それによりどのぐらい費用を安くできるのかを示すと下の表のようになります。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
海外大の進学先 | コミカレ | コミカレ | 州立大学と 一部の単位コミカレ | 州立大学 | |
安くなる費用 (UCLAに4年通うケース との比較) | 約406万円 | 約406万円 | 約94万円 | 0円 | 約906万円 |
なんと4年間で約906万円も費用を安くすることが可能なのです
海外大学の費用は高い!という人がやりがちな見積りかた
海外大学の費用はたしかに高いです。
決して安いとはいえません。
ただ、見積りが正しいかは今一度チェックしてほしいです。
2023年現在のUCLAを例に具体的な費用で説明します。
年間費用 | |
UCLA | $68,474 (約924万円) |
約924万円×4年=約3,700万円
3,700万円なんて、費用高すぎてとうてい払えないよ~。
奨学金が取れないと行かせられない。
ちょっと待ってください
海外進学の費用支出を安くするために、奨学金は有名ですね。
でも費用を抑える方法は、奨学金取得だけではないです。
他の大学や選択肢があることも、是非知っておいていただきたい。
UCLAとかUC(University of California)進学が有名だけど
他にもたくさん良い学校や選択肢はあるよ
海外大学の費用を安くする方法!メジャーどころ【3選】
海外大学の費用を安くする方法は、大きく3つあります。
- コミカレを活用して編入
- 奨学金制度を利用
- 田舎の大学に進学
私も実際にコミカレを活用し編入したし、田舎の大学に進学して費用を抑えました
コミカレから編入する
最初にコミュニティカレッジへ進学、
2年間通ったのちに、州立大学など4年制大学に編入する方法。
コミカレは費用が安いだけでなく、
高校の成績(GPA)や英語力の、
入学へのハードルが低い点もメリットとなります。
いきなり州立大学へ進学するのではなく、コミュニティカレッジに進学してから州立大学に編入する方法です。
奨学金制度の利用
奨学金制度を利用して、費用を安くする方法
- 日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度
- 文部科学省のトビタテ!留学JAPAN
- 柳井正財団の海外大学奨学金
返済不要の給付型の奨学金制度を利用すれば、
負担する費用を安くできます
田舎の大学に進学
UCなどのCalifornia州にある大学に進学するのではなく
他の州に留学する方法。
田舎は家賃が安いので、都会よりも生活費が年間$6,000以上も安くなったりします。
田舎への留学についてメリットやデメリットなど含め、
コチラの記事に詳しく紹介しております
ちなみに私も田舎の大学に進学しました
コミカレから編入をすれば海外大学の費用が安くなる
費用を抑える方法である、
コミカレからの編入や、州立大学とコミカレの組み合わせを詳しく説明します。
くりかえしですが、
アメリカの大学に進学する = やっぱりUC
というのが有名ですが、
他にも良い大学や選択肢がある!というのを知ってほしい。
コミカレは費用を抑えるのに最適
コミカレの特徴は、費用が安いところ。
コミュニティカレッジ、
日本では略してコミカレと呼ばれたりします。
例えば、California州にあるコミカレで、Foothill Collegeを例に見てみましょう。
年間費用 | |
---|---|
コミカレ (Foothill College) | $38,349 (約518万円) |
州立4年制大学 (UCLA) | $68,474 (約924万円) |
コミュニティカレッジの方が約406万円も年間費用が安いのです。
コミカレから州立大学に編入
コミカレから州立大学に編入する。
あまり知られていないかもしれませんが、
アメリカでは一般的です。
編入とは、英語でTransfer、
通っている大学から別の大学に移ること。
編入って学校移るのは大変そう
日本で通ってる大学やめて、
違う大学行くとか滅多に聞かないじゃん
日本はそうかもしれないけど
アメリカの大学は違うよ
編入はごく当たり前で
コミカレ→州立大学に編入は普通
重要な点なので整理します。
- 海外大学の費用を安くするのに、学費が安いコミカレが最適
- コミカレから州立大学に編入が王道のルート
つまり高校からの海外進学で、
いきなりUCなどの州立大学に進学せずとも
他にも選択肢はたくさんあるなかで、
コミカレ→州立大学に編入ってルートがオススメ
州立大学に通いながら、コミカレで単位を取る組み合わせで更に安く
コミカレでの2年間だけでなく、さらに費用を安くする方法
州立大学の生徒として通いながら、
一部単位をコミカレで取る組み合わせ
1セメスターで15単位取るとして、さきほどの学校を例に比較。
(セメスターとは、「学期」のこと。)
1セメスターの学費 | |
---|---|
12単位をUCLAで取り 3単位をコミカレで取る | $19,678 (約266万円) |
15単位をすべてUCLAで取る | $23,163 (約313万円) |
1セメスターの学費の差が約47万円
春・秋と2セメスターだと、年間約94万円も差がでます!
州立大学の生徒として必要な、セメスターごとの最低限の取得必要な単位数があったり、
申請手続きや、違う場所に通ったりなど、
注意する点や手間などもありますが、
こと費用の面では、組み合わせて安くすることができます。
まとめ:海外大学の費用を安くするためには、コミカレや編入の選択肢も考えよう
UCだけじゃないアメリカの大学を知り
コミュニティカレッジから編入という選択肢もふくめて進学先を考えてみましょう!